[値下げ]AWS Storage Gateway #reinvent
コンニチハ、千葉です。Storage Gatewayのプライスダウンがありました。どんどん値段が下がるのはクラウドならではですね。
値段が下がったことでクラウドストレージを導入する上で、コストパフォーマンスが向上しました。料金計算の方式が一部変更されましたので、見積もり時などは注意が必要ですね。 また、今回紹介する価格は2016/12/1から適用されます。
ボリュームの価格の値下げ
1GBあたりのストレージ価格は、ボリュームおよび仮想テープでは最大28%、アーカイブされた仮想テープでは最大43%削減されます。 これは、Amazon S3とGlacierの2016年11月21日に発表されたストレージ価格の引き下げに続くものです。
Storage Gatewayが書き込みデータ量で課金
Storage Gatewayの料金が書き込んだデータ量での重量課金へ変更されます。 1GBあたり0.01ドルを月額最大125ドルまでゲートウェイごとの課金となります。全リージョン共通の値段設定です。 ゲートウェイがAWSに月に12TB未満のデータを書き込む場合は、毎月の請求書が減額されます。既存のAmazon CloudWatchメトリックを使用してゲートウェイからAWSに書き込まれるデータの量を監視したり、ゲートウェイを管理してコストを管理したりすることができます。
東京リージョンとしては、以下となります。
- 旧:起動した仮想ゲートウェイアプライアンスごとに $119.00/月
- 新:起動した仮想ゲートウェイアプライアンスごとに $0.01/1GBの書き込み※最大$125
仮想テープ取得料金
アーカイブされた仮想テープからのデータ取得料金は、現在のピーク同時データ取得料金からGBごとの価格設定に置き換えられます。シンプルになります。 すべての地域で、取得した1GBのデータあたり0.01ドルとなります。 これにより、仮想テープに保存されたデータを取得するための料金が予測可能になります。 たとえば、1TBのデータを含む1か月間に1つの仮想テープを取得する場合、新しい価格で10.24ドルを支払うことになります。これは、現行の料金ベースの料金よりも97%削減されます。
東京リージョンとしては、以下となります。
- 旧:ピーク同時データ取得 $0.36/1GB
- 新:取得したデータ $0.01/1GB
価格表のアップデート日
Storage Gateway価格表は、2016/12/1にアップデートされます。見積もりする場合は価格表が更新されてから確認しましょう。
最後に
コスト削減し、ユーザーに還元するのはAWSの伝統ですね。これは嬉しいです。
参考
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2016/11/aws-storage-gateway-price-reductions/